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裁判所前に鎮座する、18世紀スコットランドが生んだ著名な哲学者、デビット・ヒューム(1711−1776)の銅像とバグパイパー。
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建物の上には変った像が彫られている。おそらくテミスの像であると思われる。権力を意味する剣を正面に立て、あわせて天秤と思えるものを抱えている。立像ではなく座っている像は極めて珍しい。 |
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裁判所とは気付かず、ハイストリートを通り過ぎる観光客
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エジンバラ地方裁判所は、2002年春
ハイ・ストリート(ロイヤル・マイル)に面した
パーラメント・スクエアに移転しました。 |
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スッコトランドの民事・刑事事件の最高裁判所にあたる、パーラメント・ハウスと呼ばれる建物の入り口(パーラメント・スクエアに面している。)その中にあるパーラメント・ホール(講堂)は長い歴史(1630年築)を感じさせ壮観。
ホールの南側には大きなステンドグラスがあり、キング・ジェームズ5世が1532年に最高法院(裁判所)の設置を承認する図が描かれている。
ホール脇の廊下にはアドボケイト用の木製のレター・ボックス(郵便受箱)が沢山並べられている。
2階建ての図書館もあり、内部は広い。
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「何処の裁判所で主に弁論するのか?」と尋ねると、「スコットランド中の裁判所を巡るんだよ」と答えた。「それでは(巡回裁判官ならぬ)巡回弁護士とでも呼んだ方がいいのではないか?」と言ったら「そのとおり!」との返事が返ってきた。スコットランドでも法廷弁護士不足?巡回裁判官に歩調を合わせる裁判制度内弁護士?と思わせる返答であった。
カツラ(ウイッグ)を持ち運ぶときに使うケース(右)。多くはブリキ製であるが、彼のは革製である。
ロンドンにある伝統的ガウンを作ることで有名なレーベンスクラフト店で事務所名入りのブリキ缶を注文してきました。 |
エジンバラ高等司法裁判所の3階にあるアドボケイト用の執務室内にて、知り合ったハベンガ弁護士と記念写真を撮らせてもらえた(左)。
カツラ(ウイッグ)もかぶってもらった。イグランドのバリスターと異なり白い二本の帯(バンド)を首から垂らすことなく、白い蝶ネクタイをしていた。「なぜ白い蝶ネクタイを締めるの?」と尋ねると「伝統だよ!」との答えだった。バリスターの法服には報酬を受け取る袋の名残が縫いつけてあるが、アドボケイトの法服にはそれはなかった。綱のように編まれた紐が背中中央に垂れており小さな釦でとめられていた。
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ここで飲むギネスはとても美味しい!
ベジタリアン用のメニューもある。
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ハイ・ストリート(ロイヤル・マイル)の路地を入った所にあるパブ(大衆居酒屋)「陽気な裁判官?」とでも訳すのであろうか。
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パブの内の天井には世界各国の紙幣・貨幣が貼り付けられていた(2002年5月にははがされていた)。
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